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「世田谷区家庭読書の日」にお届けするおはなし 第45回 かおがパンパン「パンやのろくちゃん」

作成日:2021年11月23日

世田谷区では、「毎月23日は、世田谷区家庭読書の日」として家庭での読書をすすめています。 

 毎月23日に図書館職員が子どもの本のことや図書館での楽しい出来事をお届けしています。

 第45回 かおがパンパン「パンやのろくちゃん」

 小5の息子はオンラインゲームやYou Tubeが大好きです。「本読みなさい」「本読んだ?」と、つい口うるさく言う日々。読書が嫌いなわけではないようですが、なかなか自分から本を読まないので、「このままでは読解力や識字力や想像力が育たない。あと集中力と判断力と・・・」などと、「〇〇力」をむやみやたらに羅列し、モヤモヤする母である私。
 しかしながら、寝る前の読み聞かせは今でも楽しいようです。もう5年生なのに?とかそういった気持ちは取っ払い、自発的読書にいつかつながるものと信じて続けています。(でも毎日はムリ〜)

 そんな中、母は最近、長谷川義史さんの絵本にはまっており、長谷川さんの絵本をよく借りています。
 中でも、妙に気に入ったのが『パンやのろくちゃん』長谷川義史作(小学館)です。ろくちゃんは、商店街の中にあるパン屋さんの男の子。1冊に4つのおはなしが入っていて、シリーズで6冊あります(※『パンやのろくちゃん でんしゃにのって』は1つのおはなし)

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 「かおがパンパン パンやのろくちゃん」というフレーズで表現されるろくちゃんですが、「顔がパンパン」って・・・(笑)なんともユーモラスです。これを引用して「おしりプリプリ 我が家の〇〇ちゃん」とか「おなか段々お母さん(ダイエットしなきゃ!)」などとふざけて笑っています。
 家族や商店街の人たちとのふれあいが楽しく、読んでいてほっこり。パンパンパンと、リズムのある文体で、シリーズなのでキャラクターを覚えて楽しめ、とぼけた絵柄に癒されます。
 好きなのは、ろくちゃんが散髪する話。(※『パンやのろくちゃん うんとね』に収録)息子は、プールでパンツがぬげちゃう話(※『パンやのろくちゃん なつだよ!』に収録)だそうです。

 ロングセラーやおすすめの本からの選書もよいですが、本棚から「適当に」選んだ中から、自分のお気に入りに出会うのも楽しいですね。
 どんな作品が息子の心に残るのかわかりませんが、小学生の間の読み聞かせで楽しい時間を共有できれば、それで充分。また、母も図書館員として、今後もいろいろな絵本に触れていきたいなと思っています。

「世田谷区家庭読書の日」にお届けするおはなし第1回〜第44回はこちら