本文へ移動

「世田谷区家庭読書の日」にお届けするおはなし 第44回 親子で夢中〜「バムとケロ」

作成日:2021年10月23日

世田谷区では、「毎月23日は、世田谷区家庭読書の日」として家庭での読書をすすめています。 

 毎月23日に図書館職員が子どもの本のことや図書館での楽しい出来事をお届けしています。

 第44回 親子で夢中〜「バムとケロ」

 息子が幼稚園に入る前から読んでいた大好きな絵本です。

 犬のバムとカエルのケロは一緒に暮らしています。バムはしっかりもので、遊びといたずらが大好きなケロちゃんのお世話や家事をテキパキとこなします。この親子のような2ひき(2人)のほのぼのとした出来事が描かれています。

 bamutokerononichiyoubi.jpg 『バムとケロのにちようび』島田ゆか作絵(文渓堂)

 この絵本の魅力は何と言っても、丁寧な細かい描写です。生活感があふれていて、おもちゃやお菓子が床にちらかっていたり、引き出しがちょっと開いていたり、お風呂上がりの床が濡れていたり・・・子育て中にはよく見られる光景で、その当時の私にとっても微笑ましく思えました。

 バムとケロの他にも小さなキャラクターが 登場します。その子たちはバムとケロと同じように、食事の時は自分たちのサイズの小さなテーブルで食事をしてバムたちの側にいます。小さなキャラクターたちを見つけるのも楽しく、また細かい仕掛けも沢山あり、息子も私も夢中になったことを覚えています。

 お母さん(お父さん)のようなバムは、ケロと楽しみながら様々な体験をします。三角巾とエプロンをつけてのドーナツ作りや雨の日の泥んこ遊びなど、子育て中の親にとってはちょっと大変なことですが、バムのように楽しんでできたらと思います。子どもたちにとっては楽しく好奇心を抱くことばかりで、ケロちゃんを通じて一緒に体験しているのでしょう。

 大学生の息子は、いつの日かこのバムとケロを自分の子どもに読んであげたいと言っています。その日まで我が家の本棚に大切に取って置きたい絵本です。

「世田谷区家庭読書の日」にお届けするおはなし第1回〜第43回はこちら