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「世田谷区家庭読書の日」にお届けするおはなし 第2回「もりはみている」

作成日:2018年4月23日

  世田谷区では、「毎月23日は、世田谷区家庭読書の日」として家庭での読書をすすめています。 

  毎月23日に、図書館職員が子どもの本のことや図書館での楽しい出来事をお届けしています。

  第2回 もりはみている〜「家庭読書の日」ポスターのひみつ〜

平成29年度家庭読書の日ポスター

 館内に掲示していますこのポスターいかがでしょうか?かわいい2ひきのこぐまと緑の葉っぱのコントラストが美しいこの写真は、世田谷区出身(池尻小、駒沢中の卒業生)の自然写真家大竹英洋さんに提供していただきました。
 大竹さんは、1999年からノースウッズ(北アメリカ大陸の中央北部に広がる湖水地方)をライフワークとして写真を撮り続けています。特に、雄大な自然をバックに今にも動き出しそうな動物たちの写真が魅力です。

 この動物たちが登場する赤ちゃん絵本があります。『もりのどうぶつ』は、言葉もリズミカルで1歳児から楽しめます。赤ちゃんおはなし会で読んだところ、らいちょうのページに添えられている文章、 ”らいちょう ひょこひょこ やってきて はねを ひろげて ぱっぱっぱ” のところでは、こどもたちが「ぱっぱっ」と言ってくれて愛らしいです。

絵本「もりのどうぶつ」表紙雑誌「もりはみている」表紙

 もう1冊は『もりはみている』です。この絵本にポスターの写真がでてきます。一見地味な絵本ですが。知り合いの1歳6か月になるお子さんに読んであげると、私が文章を覚えてしまうぐらい、何回もせがまれました。動物たちのまっすぐな視線が子どもの心をとらえているからかもしれません。

 大竹さんがノースウッズと関わり自然写真家として歩んでいくことになった経緯を記した初のエッセイ『そして、ぼくは旅に出た。〜はじまりの森ノースウッズ〜』が2017年に出版されました。著名な写真家ジム・ブランデンバーグに一方的に会いにいくお話など素敵な出会いがいっぱいです。ぜひこちらもお読みください。
 この本は、民俗学者・文化人類学者の梅棹忠夫さんにちなんだ「第7回 梅棹忠夫・山と探検文学賞」を受賞しました。    

 ★大竹英洋さんのその他の本・雑誌

 『ノースウッズの森で』  

 春をさがして−カヌーの旅―』

   『森のおく湖のほとり−ノースウッズを旅して−

 『カリブーの足音−ソリの旅−』