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「世田谷区家庭読書の日」にお届けするおはなし 第28回 組木でおはなし
- 掲載日2020年6月23日
世田谷区では、「毎月23日は、世田谷区家庭読書の日」として家庭での読書をすすめています。
毎月23日に図書館職員が子どもの本のことや図書館での楽しい出来事をお届けしています。
第28回 組木でおはなし
図書館のおはなし会プログラムでは、絵本や紙芝居の読み聞かせ・ストーリーテリング、手遊び・わらべうたなど、様々取り入れています。今回は、その中の一つである「組木(くみき)」をご紹介します。
子どもたちの目の前で、木の人形を動かしながらお話を語ります。
この組木の元になっているのは、ノルウェーの昔話です。3びきのやぎたちが、草場を目指して山を登りに行きます。しかし、橋の下に住む恐ろしいトロルが行く手を阻みます。3びきは順番に橋を渡りに向かいます。
翻訳されたお話は日本でもいくつか出版されています。特に有名なのは、『3びきのやぎのがらがらどん』マーシャ・ブラウン絵 せたていじ訳(福音館書店)です。
小さいやぎは、カタコトと音を立てながら橋を渡りますが、大きいやぎは がたん、ごとんと大きな音を立てて橋をきしませます。
カタコト、ガタゴト、木の音が出るので、物語の世界と同じような迫力を味わえます。
組木ならではの特徴です。
おはなしが終わったあとは、このとおり!
四角い木の枠にパーツがぴったりはまります。パズルみたいでおもしろいですね。
この組木は、ほかにも「てぶくろ」「おおきなかぶ」などがあります。
※おはなし会で利用されるのであれば、団体貸出登録をしている方に限り、貸し出しをしています。
詳細は 中央図書館 子どもサービス担当まで。
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