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文字・活字文化の日記念講演会「箕輪はるかの読書にまつわるエトセトラ」を開催しました
- 掲載日2024年11月11日
令和6年11月2日(土曜日)、ハリセンボンの箕輪はるかさんをお迎えし、せせらぎホールにて文字・活字文化の日記念講演会「箕輪はるかの読書にまつわるエトセトラ」を開催しました。
「みなさんも声を出してリラックスしましょう!」と箕輪さんの呼びかけからスタート!「このあたりの方々は「ア」と言ってください。せーの!」「ア」。つぎの方々は~と4つのエリアに区切って、つづけて発声すると「ア・ス・タ・コ」という4文字になりました。会場にいた参加者がなんだろうと思っていたところ、スクリーンに重機の写真が現れ「アスタコ!私の好きな重機です!」
参加者の笑い声があがり、リラックスした雰囲気ができあがりました。そこから「本のここが好き!」というテーマで、ご自身が本を好きになったエピソードや芸人になろうと思ったきっけかけ、『話すチカラ』(ダイヤモンド社)や『限りある時間の使い方』(かんき出版)についてお話をしてくださいました。『限りある時間の使い方』(かんき出版)は、先輩の清水ミチコさんからプレゼントされて読んだという本との出会いについても教えてくださいました。
「本のように街を読む」そうで、様々な街中の写真とともに気になったことを教えてくださったのですが、まさにテレビなどで拝見する「写真を見てひとこと」!どの写真のエピソードも笑いが起こっていました。するとスクリーンには「ブレイクタイム」という文字とけん玉のイラストが。なんと、特技のけん玉を披露してくださるサプライズ!さらに会場が盛り上がりました。
続いて「私の好きな本」として『翻訳できない世界のことば』(創元社)、『空芯手帳(ちくま文庫)』(筑摩書房)、『近代文化史入門ー超英文学講義ー(講談社学術文庫)』(講談社)を紹介してくださいました。
最後は、質問タイム。事前にみなさんからいただいた質問にお答えいただきました。「愛読書を教えてください」との質問には「岸本佐知子さんが書かれたエッセイが好き~」。「落ち込んだ時などに元気が出るオススメの本は?」との質問には『100万回死んだねこー覚え違いタイトル集ー』(福井県立図書館)をオススメしてくださいました。
箕輪はるかさんの親しみやすい雰囲気に加え、どのお話も興味深く、笑いの絶えない講演会でした。
参加された方からは「本の紹介について、理由がわかりやくて良かった」「本を身近に感じることができた」などのご感想をいただきました。