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おもしろい本みつけた2024

はじめに

 このブックリストは、2023年の1月から12月までに発行された新刊図書の中から、世田谷区立図書館が小学生におすすめの本をあつめたものです。ホームページでは学年ごと50音順に本を紹介しています。

おもしろい本みつけた2024(PDF:2MB)

おも本表紙

低学年むき

アンニンちゃんとパオズ
アンニンちゃんとパオズ

堀川理万子作・絵

ポプラ社

みどりあふれる みなみのしまにすむアンニンちゃんと、こいぬのパオズは、だいのなかよしです。まいにち いっしょに しまをぼうけんして、あたらしいおともだちにであいます。みじかい7つのおはなしがはいっています。

おにのしょうがっこう
おにのしょうがっこう

山田マチ作

岡本よしろう絵

あかね書房

あかおにのペニーと、あおおにのルリーはふたごの きょうだい。おにのしょうがっこうの しんいちねんせい です。かなぼうのつかいかたや、じごくではたらくために ひつようなことをまなび、りっぱなおにを めざします!

オマヌケかぞくのたのしいいちにち
オマヌケかぞくのたのしいいちにち

ハリー・アラード文

ジェームズ・マーシャル絵

こみやゆう訳

小学館

あしのゆびをしゃぶるとパパにほめられ、はしらどけいが11かいなると、おひるのじかん。ママのあたらしいふくは、なんとまあ!!ちょっとかわったオマヌケかぞくの、たのしいいちにちです。

コブシメがやってきた!
コブシメがやってきた!

高久至写真・文

アリス館

屋久島の海にいるコブシメは、大きなイカのなかまです。敵が近づくと、いきおいよく水をふきだしてにげたり、からだの形や色を変えて自分を守ります。ふしぎなコブシメの世界をのぞいてみましょう。

こんにちは、アンリくん
こんにちは、アンリくん

エディット・ヴァシュロン文

ヴァージニア・カール文・絵

松井るり子訳

徳間書店

フランスにすんでいるアンリくん。あるひ、さかなやさんで さかなをかおうとしたら、ねこのミシェルくんととりあいに。アンリくんとミシェルくんのまいにちをえがいた、3つのたのしいおはなしです。

そんなのうそだ!
そんなのうそだ!

ジーン・メリル作

小宮由訳

坂口友佳子絵

岩波書店

ミャンマーにすんでいる、なまけもののサルとブタとキツネのおはなしです。3びきは、イヌから ごうかな服をだましとろうとしますが、イヌと、へんてこなちえくらべをすることに。はたして、かつのはどちらでしょうか?

はっぱのほん
はっぱのほん

いわさゆうこ著

文一総合出版

みかん、さつまいも、かたばみなど、たくさんのはっぱをきれいな絵で、しょうかいします。はっぱを使ったあそびも、しょうかいしています。外に出て、本に出てくるはっぱをさがしてみましょう!

中学年むき

エゾナキウサギ鳴き声できずなを結ぶ

佐藤圭写真・文

文一総合出版

エゾナキウサギは、ネズミのような小さな体をしたウサギの仲間です。いつも1匹で行動しますが、実は鳴き声ではなれている仲間とコミュニケーションをとっています。北海道にすんでいるエゾナキウサギの暮らしを、生き生きとした写真で紹介します。

じゅげむの夏
じゅげむの夏

最上一平作

マメイケダ絵

佼成出版社

小学4年生の仲良し4人組のひとり、かっちゃんは、筋ジストロフィーという病気です。この頃、できないことが増えてきましたが、4人のきずなは変わりません。今年の夏休みは、かっちゃんのやりたいことを一緒にやろうと決め、生まれ育った村の冒険にくり出します。

彗星とさいごの竜
彗星とさいごの竜

今井恭子作

佐竹美保絵

小学館

地球に残るさいごの竜は泣き虫で、おまけに空も飛べません。ある日とつぜん「一緒に彗星の衝突から地球を救おう」と言う女の子がやってきてさあ大変。こわがりな竜は地球のピンチを救うことができるのでしょうか。

タカシ大丈夫な猫
タカシ大丈夫な猫

苅谷夏子著

岩波書店

猫の名前はタカシ。生後3か月の時に交通事故にあい、たまたま通りかかったケイコさんに拾われました。手術をして命は助かったものの、タカシの足は2本だけになったのです。心配する人間をよそに、たくましく成長していくタカシの本当にあったお話です。

どんなイチゴも、みんなかわいい
どんなイチゴも、みんなかわいい

葦原かも作

中田いくみ絵

童心社

アヤは小学校3年生。クラスの劇でミミズク役がやりたいのですが勇気がでません。ところが、ジュズダマという草の実が耳にはまってしまったことで、なんだかいつもと違う自分になった気分に。ジュズダマをきっかけにアヤの日常はわくわくするものに変わっていきます。

ブックキャットネコのないしょの仕事!

ポリー・フェイバー作

クララ・ヴリアミー絵

長友恵子訳

徳間書店

第二次世界大戦下のロンドンで空襲にあい、ひとりぼっちになった黒ネコのモーガン。出版社の仕事を手伝うブックキャットとして働くことになります。空襲が激しくなるにつれ、モーガンは街の子ネコたちを助けるためにある作戦を思いつきます。

ようこそ!虫のぬけがら博覧会
ようこそ!虫のぬけがら展覧会

森上信夫 写真・文

 少年写真新聞社

ぬけがらには、自然界を生き抜く虫たちのドラマがあります。長い間、土の中で眠っていたセミは夏の夜に地上に出てきて、朝が来ると空へ飛んでいきます。おなじみのセミや水中昆虫のタガメのぬけがらコレクションをのぞいてみませんか。

高学年むき

海よ光れ!3・11被災者を励ました学校新聞
海よ光れ!3・11被災者を励ました学校新聞

田沢五月作 

国土社

岩手県の大沢小学校は、東日本大震災の後に避難所となりました。不安な思いで過ごす避難生活で、大沢小学校の児童たちは町の人のため自分たちにできることを一生懸命考えます。「海よ光れ!」の言葉に込められた思いと、被災に負けずに立ち上がる姿を描いています。

起業家フェリックスは12歳
起業家フェリックスは12歳

アンドリュー・ノリス著

千葉茂樹訳

あすなろ書房

お母さんへのバースデーカードをきっかけに起業したフェリックスは12歳。“知らないことにつきあたったら、知っている人を見つければいい”という言葉を胸に、友達や家族の助けをかりて、次々起こるトラブルにも、めげずに立ち向かいます。

クルックヘイブン義賊の学園
クルックヘイブン 義賊の学園

J.J.アルカンジョ著

橋本恵訳

理論社

ガブリエルは、祖母と貧しい暮らしをしていました。空腹を満たすため、スリを繰り返す毎日でしたが、盗みの才能を認められ、義賊を育てるための学園「クルックヘイブン」にスカウトされます。様々な犯罪の才能を持つ仲間と共に、謎にみちた挑戦が始まります。

世界一長い鉄道トンネルスイス・アルプス山脈をほりすすむ
世界一長いトンネル スイス・アルプス山脈をほりすすむ

笹沢教一文

鈴木さちこ絵

萩原まお絵

Gakken

2016年、スイスに世界で一番長い鉄道トンネルが完成しました。この計画は約200年前から始まり、次々に起きるトラブルや反対意見を工夫と協力で乗り越えました。アルプスの自然を守りながら鉄道を完成させようとした、誰もしたことのなかった挑戦のお話です。

だれもみえない教室で
だれもみえない教室で

工藤純子著

講談社

友達のイタズラを注意した日から、嫌がらせをうけている清也。ある日、家に帰るとランドセルの中に大量の金魚のエサが入れらていました。放課後の教室でおきた この事件から、友達の家庭の事情や、先生の過去が明らかになっていき事態が少しずつ動き出します。

デタラメ研究所まじめにサイコロころころふって100万回
デタラメ研究所 まじめにサイコロころころふって100万回

小波秀雄文

コマツシンヤ絵

福音館書店

エヌくんが道で拾ったサイコロからあらわれたのは、デタラメ研究所のアールくん。彼は、世界のデタラメを研究するために、地球にやってきたのでした。今と未来をつないでいる、ふしぎな“確率”と“デタラメ”の世界を知ってみませんか?

リブリアの魔女
リブリアの魔女

日野祐希著

くらはしれい 絵

アリス館

メノアは、魔法使いの頂点である“魔導師”を夢見る少女です。伝説の魔導師シェリルに弟子にしてもらうため、シェリルのもとで、働きながら修行することになります。正式な弟子として認めてもらうための試験を言い渡されたメノアは、合格して“魔導師”になれるのでしょうか?