こどもページ
2021年1月~6月
6月
うしろよしあき 文 鈴木智子 絵 | |
アリス館 | |
よちよち歩きの赤ちゃんが、サルに手を引かれてカンガルーのお母さんのおなかの袋にはいり、ゆっさゆっさぴょんぴょんと運ばれていきます。次は何の動物に会えるかな?赤ちゃんが色々な動物に抱っこやおんぶされる表情が豊かに描かれています。 |
もぎあきこ 作 森あさ子 絵 | |
金の星社 | |
はらぺーこくのはやくちレストランのコックは、“ミスター カッキクッケコック”です。ライバルのシェフの“サ・シースセーソ・シェフ”と料理の腕を競います。次々に出てくるおいしそうな料理と言葉のリズムが楽しい絵本です。 |
大黒みほ 再話 斎藤隆夫 絵 | |
あすなろ書房 | |
山へ芝刈りに行ったじさまは、さるにお地蔵様と間違えられて、お金と一緒に祀られてしまいました。沢山のお金を持って帰ったじさまを見た隣りのばさまは、自分のじさまを山へ行かせます。じさまの姿が愉快に描かれた昔話です。 |
5月
安野光雅 さく え | |
福音館書店 | |
最初のページに描かれているたくさんの絵の中から、好きな絵をひとつ選んで次のページへすすみます。選んだ絵と、しりとりでつながる絵をさがして、また次のページへ。そのくりかしで最後のページの絵が「ん」になったら終わりです。すんなりおわるかな?心がはずむしりとり絵本です。 |
さいとうしのぶ 作・絵 | |
ひさかたチャイルド | |
はるちゃんが木のえだでみちをつくっていると、ひとりでにみちがどんどんのびていきました。途中でへんてこなパンやさんでパンを買ったり、ふんすいジュースやさんでおいしいジュースを飲んだりしながら、みちをおいかけます。みちはどこまでいくのでしょう?はるちゃんと一緒に、ごっこ遊びを楽しみましょう。 |
たむらしげる 著 | |
偕成社 | |
こびとのニコさんとロボットのダダくんは、森でみつけた蜂の巣で大きなキャンドルを1本作りました。ふたりはキャンドルを馬車にのせ、「おおきなキャンドル馬車にのせー」と歌いながら運びます。途中で、イチゴや卵をたくさん積んだ乗り物が、ふたりを追い抜いて行きました。こびとたちみんなで何を作るのでしょう。馬車が進むにつれて、想像がかきたてられるおはなしです。 |
4月
市原淳 作 | |
世界文化ワンダークリエイト | |
おすもうさんがすもうをとっています。すもうをとっていたはずなのにあらら、ちょうちょうもとっています。なんとピザもとっています。おすもうさんがいろいろなものをとっていて、おもわずわらってしまいます。 |
松本春野 作 | |
文渓堂 | |
ねずみのリンは、フィギュアスケート大会のチャンピオン。この冬最後のショーで、メインスケーターをまかされました。リンクに行く前にシューズを用意して、衣装を仕立てて、きれいにお化粧しました。ところが外に出たとたんに転んでしまい、せっかくの衣装が台無しになってしまいました。すると、山の動物たちが集まってきて衣装をなおしてくれました。リンと、山の動物たちとのあたたかい触れ合いを描いた本です。 |
スベンヤ・ヘルマン 文 ヨゼフ・ヴィルコン 絵 石川素子 訳 | |
徳間書店 | |
お母さんおおかみが食べ物をさがしに出かけたある日、4ひきのちいさいおおかみの子どもたちは、巣穴の中で目を覚ましました。子どもたちは、「巣穴の外には出てはいけない」とお母さんおおかみとの約束がありましたが、外の世界が見たくて巣穴からとび出してしまいます。そんな、おおかみの子どもたちのはじめての冒険のおはなしです。 |
3月
武田康男 監修・写真 小杉みのり 構成・文 | |
岩崎書店 | |
太陽が沈むと見えてくる星たち。その中で、すーっと流れて消える星があります。ながれぼしです。彗星や小惑星の小さなかけらが地球に落ちてきているのです。さて、そのかけらは、どうなってしまうのでしょうか。ながれぼしの落ちてくる瞬間をとらえた写真絵本です。 |
ケイト・プレンダーガスト さく よしはらなお やく | |
潮出版社 | |
ねこ、金魚、ペンギン、クマなど、眠っている動物たちの姿がやさしいタッチで描かれています。立ったまま、目を開けたまま、さかさまになって、いろいろな眠り方がありますね。動物を描くことが好きな作者は、この絵本で子どもたちが、動物たちの住む自然の世界への興味や、地球の自然を守りたいという気持ちを育んでくれることを願っています。 |
リチャード・スキャリー さく 木坂涼 やく | |
好学社 | |
ある日、うさぎが川のそばで遊んでいると、突然穴に落ちてしまい、穴の底にあった卵を見つけます。めんどりの卵かと思ったうさぎは、めんどりを連れてきました。けれども、卵から生まれたのはひよこではなくむちむちした、いきものでした。ビーバーかな?カモかな?似ているけれどもちょっと違います。むちむちしたいきものの正体は、いったい何だったのでしょうか。 |
2月
鈴木まもる 作 | |
ポプラ社 | |
「なにしてるの?」「どうして?」男の子は出会った人達に聞きます。誰かが喜んだり元気になるのを見るとうれしくなるから、何かを作ったり、花に水をあげたり、猫をなでたりしているんですって。それを聞いた男の子がお母さんにしたことはなんでしょう。新しいことを発見した嬉しさが絵本からあふれてきます。 |
麻生知子 作 | |
福音館書店 | |
大晦日のこうたくんの家族の一日が、こたつの真上から見て描かれています。こたつでおせち料理の昆布巻を作ったり、こたつの下を掃除したらなくしたものがでてきたり、買ってきた鯛焼きをこたつに入れてあたためたり、こたつのある生活の楽しさが伝わります。家族のあたたかさ、新年を迎える喜びも感じます。 |
うすいえいこ 文 石黒しろう 絵 | |
文芸社 | |
私の家に、キジトラの猫が遊びに来るようになりました。猫は人なつっこく、家の中でゆったりと過ごしています。ある日、猫の首輪に結ばれていた手紙から、名前はリクで、近所に住んでいる飼い猫ということがわかりました。何年たっても私の家に通い続けるリクと私の忘れられない交流を綴ったお話です。 |
1月
なかざわくみこ 作 | |
文溪堂 | |
まんぷくよこちょうの“ふくのいち”の日。たあちゃんは、おじいちゃんと一緒にお買い物にいきました。おでん、たぬき焼き、駄菓子など、おいしそうなものがいっぱい並んでいます。まんぷくよこちょうのこみちでは、不思議な出会いもありました。どこか懐かしくて、とても活気のある商店街の日常が描かれています。 |
大塚健太 作 柴田ケイコ 絵 | |
パイインターナショナル | |
ハシビロコウです。鳥です。立ったままじーっと・・・動かないのです。そこへ友だちのカバや、ヘビ、面白い動物たちがつぎつぎとやってきます。さて、ハシビロコウは動くのでしょうか。動かない鳥といわれている、ハシビロコウの一日を描いた楽しいおはなしです。 |
相澤悦子 さく 長谷川直子 え | |
福音館書店 | |
町はずれの野原に、野ねずみのきょうだいたちが住んでいました。まだ子ねずみでしたが、じぶんたちで木の実や草の実をとって食べながら暮らしています。秋が深まったある日、森でキレイな葉っぱがたくさん落ちているのを見て、きょうだいたちは楽しい遊びを思いつきました。秋から春の自然を使った遊びが詳しく紹介されている絵本です。 |