こどもページ

2020年1月~6月

これまでにおすすめした本

6月

ふかふかぽん!
1fukafuka.jpg 若菜ひとし 作 
若菜きよこ 作  
 
ひさかたチャイルド

さあ、これからおいしいホットケーキをつくりますよ。材料はたまご、おさとう、ミルクにこな。たくさんまぜてやきましょう。ひっくりかえせば、ふかふかぽん!っとおいしいホットケーキのできあがり。さあさあ、あったかいうちにめしあがれ。

えんぴつとケシゴム
1ennpitu.jpg.png カレン・キルパトリック 文
ルイス・O・ラモス・ジュニア 文 
ヘルマン・ブランコ 絵 
高畑正幸 訳 
 
KADOKAWA

絵を描くことが大好きなえんぴつと消すことがだいすきなケシゴムが出会いました。えんぴつは自分が描いた絵をケシゴムに消されて嫌な気分。あれ?でも、なんだかケシゴムが絵の一部を消すと、絵がさらに魅力的になってきた?えんぴつとケシゴム、きっと仲良くなれるはず!

おでかけ江ノ電 -江ノ電が10倍楽しくなる-
1odekake.jpg 佐藤健 しゃしん・ぶん
 
講談社

江ノ電は、藤沢から鎌倉まで10キロをのんびり走る人気の電車です。鉄道写真家の作者が、現在走っている全形式の車両を紹介。生き生きとした写真で、沿線の街並みとともに江ノ電の魅力が存分に伝わってきます。あじさいや花火など、季節の「イラスト入り行き先表示オールガイド」も必見です。

5月

うんめぇめぇし―のはらのごはん―
1.unnmeme.jpg おくはらゆめ さく
 
ほるぷ出版

いつもおいしいものを探している双子の山羊のあんちゃん・もなちゃん。野原にあるいろいろな「うんめぇ」ものを見つけます。どんなふうにたべましょう。夜になり、二人が開いたレストランのメニューは「のはらのごはん」です。なんだかお腹がすいてくるおはなしです。

100
1.hyaku.jpg 名久井直子 さく
井上佐由紀 しゃしん
 
福音館書店

“100”っていったいどれくらい?ページをめくるたびに、鮮やかな写真が広がり“100”という数が一目で分かります。“1”と比べると、思わず「うわぁ!」と言ってしまうでしょう。つみき、きんぎょ、わごむ、きんたろうあめ・・・。ひとつひとつをじっくり見たり、100こ数えてみたり、自由に楽しむことも出来る写真絵本です。

まざっちゃおう!―いろいろないろのおはなし―
1.mazaccha.jpg アリー・チャン 作・絵
小栗左多里 訳
 
フレーベル館

あか、きいろ、あおという性格の違う3つの色は、お互いの性格の違いを認めながらも、仲良く暮らしていました。ところがある日、あかが突然、自分が最高と言い出します。そのせいで3つの色の関係はギクシャクし、別々に住むことになってしまいます。果たして3つの色は仲直りできるでしょうか。個性豊かな色たちの動きが楽しい絵本です。

4月

ウォッシュバーンさんがいえからでない13のりゆう
1_washbarn.jpg 中川ひろたか 作
高畠那生 絵
 
文溪堂

ウォッシュバーンさんは、「・・・かもしれない」という理由で、自分の家から出ません。たとえば、外に出たらドアにはさまれるかも。落とし穴に落ちてしまうかも。ボールが飛んでくるかも。いろいろな理由の「・・・かもしれない」が心配なのです。その理由がなんと13個も!意外な展開と、結末がユニークな絵本です。

こねこのビスケット
1_konekono.jpg 野中柊 作
網中いづる 絵 
 
ポプラ社

 夏に生まれたこねこのビスケットは、飼い主の女の子の部屋で不思議なものを見つけました。それはスノードームでした。床を転がすと真っ白になって、初めて見る雪の世界に興味を持ちました。季節は移り変わり、ビスケットは気になっていた冬が近づいていることを感じ、ワクワクします。女の子は、その様子を優しく見守っています。

テツコ・プー-ふうせんになったおんなのこ-
1_tetsuko.jpg 児島なおみ 作・絵
 
偕成社

おこりんぼのてっちゃん、あだ名はテツコ・プー。ある日、弟をつねって怒られ、いつも以上にプーっとしたら、風船みたいにふくらんで窓から飛んでいってしまいました。下に降りられなくなったてっちゃんにママは「笑って」と声をかけます。てっちゃんは降りられるでしょうか。かわいいおこりんぼさんのお話です。

3月

いらっしゃい
1irassyai.jpg せなけいこ さく・え
童心社

八百屋さんに魚屋さん洋服屋さん・・・。せなけいこさんの「貼り絵絵本」のお店には、たくさんの色鮮やかな品物がずらり。赤ちゃんが絵本の中でお買い物をして、お店屋さんごっこを楽むことができる絵本です。

すべりだい
1suberidai.jpg 新井洋行 作・絵
鈴木出版

すべり台をすべっていくのは誰かな?チラッと見える、灰色の長いお鼻と太い脚。そうです、ゾウさんです。その次にすべっていくのは誰かな?でこぼこ、ギザギザが見えるよ。すべり台の上に次から次へと登場する動物たち。誰がすべっていくか、当てっこするのも楽しい絵本です。

みずたまり
1mizutamari.jpg アデレイド・ホール さく
ロジャー・デュボアザン え
こみやゆう やく
好学社

大きな水たまりを覗きこんだ一羽のめんどり。すると、あら大変。可愛いめんどりが落っこちてる!そのめんどりを助けようと七面鳥が水たまりを覗いたら、あれあれ?落ちていたのはめんどりではなく七面鳥!その後も、水に落ちた仲間を助けようと動物たちが次々やって来て、水たまりの周りは大騒ぎ。カラフルな絵とユーモラスなストーリーが楽しい一冊です。

ゆきのけっしょう
1yukinokessyou.jpg 武田康男 監修・写真
小杉みのり 構成・文
岩崎書店

冷たく湿った雲の中で、雪の結晶の赤ちゃんは生まれます。ほとんどの結晶は地上に落ちてくるまでに溶けたり壊れたりするのですが、この絵本では雪の結晶が成長する様子や、結晶の不思議な形や模様を見ることができます。

2月

さいたさいたゆきのはな
1_saita-saita.jpg 鈴木真実 作 

 
講談社

生まれて初めて見る雪に、いもうとりすは目をきらきらさせています。おにいちゃんりすが大きな雪だるまを作り始めた時、いもうとりすは、自分たちの上につもった雪をゆきのはなに例えて、素敵な想像をふくらませます。「ねえ、おにいちゃん、おそらには ゆきの おはなばたけが あるのかなぁ」と呟くいもうとりすのかわいい言葉が、寒い冬を暖かくしてくれます。

ゴロゴロゴロゴロ
1_goro-goro.jpg あきびんご 作
 
くもん出版

 お山の上で、ひと休みさせてもらった雲が、お礼におみやげを置いていきました。とてもおいしそうなにおいのするおみやげを、お月さまがペロリ。今度は、おいしそうなにおいになったお月さまを、お山がペロリ。その後、お山はどうなってしまうのでしょうか。びっくりする展開がおもしろい作品です。

ふゆとみずのまほう こおり
1_huyu_to_mizuno.jpg 片平孝 写真・文
 
ポプラ社

冬になり、気温が0度以下になると,いろいろな場所に氷が現れます。湖にできるアイスバブル。溶けたところが花の模様に見えるアイスフラワー等々。氷は生まれる場所によって姿・形は様々。そんな不思議で多様な氷の姿を写真で紹介しています。なかなか都会では見ることの出来ない、自然が生み出す氷の姿を見ることが出来る写真絵本です。。

1月

そんなにみないでくださいな
1_sonnani.jpg accototo 作
 
KADOKAWA

誰かに見つめられるとなんだか困ってしまうことはないですか?いろんな動物やピーマンやマトリョーシカの見つめられたときの反応がとてもかわいらしく、思わずくすっと笑ってしまいます。「そんなにみないでくださいな」の繰り返しがリズミカルで楽しい絵本です。

やぎのグッドウィン
1_yagino.jpg ドン・フリーマン さく
こみやゆう やく
 
福音館書店

ごみ箱の中のものを噛むことが大好きなヤギのグッドウィン。散歩中に見つけた“あるもの”をくちゃくちゃかみたくて仕方がなくなり、とびついてしまったことで大騒動が巻き起こります。ドン・フリーマンが若いころ実際に遭遇した、やぎとの楽しい出来事をモチーフに描かれた絵本です。

やすみのひ
1_yasumino.jpg 小池壮太 作
ブロンズ新社

私たちの身の回りにある、目覚まし時計やほうき、貯金箱。いつも生活を助けてくれている働き者のみんなだけれど、お休みの日はいったい何をしているの?身近なものたちの気ままに過ごす様子が、あたたかみのある油彩で感情豊かに表現されています。