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2022年7月〜12月

これまでにおすすめした本

下の年月は図書館でその本を紹介した年月です。本が出版された年月ではありません。

9月

魔法のほね
4 mahouno.jpg 安田登 著
亜紀書房

小学5年生のたつきは、みんなの前だと簡単な九九でもつまづいてしまう、あがり症。そんなたつきが、学校帰りに“見捨てられた店”という骨董店に迷い込み、不思議な光を放つ魔法の骨と出会います。その骨に刻まれた古代文字を祖父らの協力を得て解読し、3,700年以上前の中国にタイムスリップすることに。漢字の成り立ちが鍵となる冒険物語です。

じいちゃんの山小屋
4 jiichanno.jpg 佐和みずえ 作
カシワイ 絵
小峰書店

父親と大げんかをして、じいちゃんと暮らすことになった小学6年生の航太。待っていたのは、トイレもお風呂も電気もない、山小屋生活でした。きつい山仕事をさせられて、逃げ出そうとしたこともあった航太でしたが、不便ではあっても都会にはない豊かさがある山での暮らしが、航太を大きく成長させていきます。

それでも、世界はよくなっている
4 soredemo.jpg ラシュミ・サーデシュパンデ 著
神田由布子 訳
亜紀書房

世界は戦争や貧困などといった悪いニュースで溢れています。けれども、今よりも平等で平和な時は果たしてあったのでしょうか。世界で起きている良い出来事や、社会で活躍してきた人の言葉を紹介しながら、これからの社会をより良くしていくために、誰もが進み出せるよう励ましてくれる一冊です。

8月

シャンシャン、夏だより
4.syansyan.jpg 浅野竜 作 
中村隆 絵 
 
講談社

夏休み、両親が農家を営む野歩人(のぶと)は、誰にも心を開かない転校生ちとせの一言で、クマゼミが気になりだします。クマゼミはこの地域では珍しいセミで、野歩人はクマゼミの自由研究で賞を狙おうと、秀才の親友に手伝ってくれるよう頼みました。クマゼミを捕えようと町中を奔走するうちに、ちとせの抱える事情を知り、交流するようになる野歩人。美しい田園風景とともに、子ども達の人間ドラマに引き込まれます。

ももちゃんのピアノ―沖縄戦・ひめゆり学徒の物語―
4.momochan.jpg 柴田昌平 文 
阿部結 絵 
 
ポプラ社

沖縄のひめゆり学園に通うももちゃんは、ピアノが大好き。ところが戦争が始まり、音楽どころではなくなりました。「生きたまま捕虜になることは最大の恥」いう学校での教えと、「ぜったいに死ぬな」という音楽を教えてくれた先生の言葉の間で、心が揺れ動きます。元ひめゆり学徒の体験をもとにしたノンフィクションで、戦争の悲惨さや、平和の大切さが、ももちゃんのピアノへの思いを通して伝わってくる本です。

マグノリアの森
4.magunoria.jpg 中川なをみ 作 
白石ゆか 絵 
 
あかね書房

卓は、少し神経質で喘息持ちの5年生。父の転勤で両親が中国に行くことになり、一人で奈良の祖父の家で暮らすことになりました。祖父は、畑仕事の他に山でも仕事をしており、山には亡き祖母が大好きで、祖父が植えた真っ白なマグノリアの花が咲き誇っていました。祖父母の思い出の詰まった山で、同級生アズサと一緒に祖父の仕事を手伝ううちに、心も体も成長していく卓。新しい自分に出会える、成長物語です。

7月

宇宙人とみつける仕事図鑑−CHIKYU NO OSHIGOTO−
4_uchujin.jpg 二村大輔 絵 
リクルートエージェント 監修 
 
文響社

現代の仕事は、大人でもわからないものが多くなっています。また、“ユーチューバー”のように名称は知っていても、子供にわかりやすく説明することが難しい仕事も多いです。この本では、500種類以上の仕事を“宇宙人”と一緒に、内容や、その仕事につく方法、従事者の感想などの項目ごとに紹介しています。気軽に読み進められ、将来の仕事探しの参考になる図鑑です。

あっちもこっちもこの世はもれなく
4_achimokochimo.jpg いとうみく 作 
ころりよ 絵 
 
PHP研究所

小学4年生の公太は背が低いことで悩み、牛乳を多く飲んだり努力しましたが、悩みは解消されません。一方、仲良しの希来里(きらり)は背が高いため、公太は嫉妬してしまい、結局”世の中は不公平”という考えに至ります。そんなある日、希来里に誘われて競馬場に馬を見に行った時、公太は彼の夢や、意外な悩みを知ることになります。他人と自分を比較して、悩む気持ちが前向きに変わる物語です。

リメイク!
4_remake.jpg あさだりん 作  
いつか 絵 
 
フレーベル館

小学6年生の由希は、親友の莉奈(りな)から“しっかりしている”という理由で手芸クラブの部長に推薦され、引き受けることになりました。クラブには、生意気な5年生男子のひかるもいて、悩みは尽きません。しかし、由希は部員や両親と、バザーへの参加準備を進めながら、自分の主張だけでなく、他人の意見をしっかり聞く大切さにも気付いていきます。