本文へ移動

2020年7月〜12月

これまでにおすすめした本

下の年月は図書館でその本をしょうかいした年月です。本がしゅっぱんされた年月ではありません。

11月

やとのいえ
3.yato_no.jpg 八尾慶次 作 
 
偕成社

現在の東京都多摩市の多摩ニュータウンが在る場所は、かつて「やと」と呼ばれていました。その場所で人々は自然に囲まれ、穏やかに暮らしていました。この絵本は、ある家族の暮らしと自然環境の移り変わりを1868年から現在まで、150年あまりの間傍で見てきた十六らかんさんの目線で描いています。この地域の歴史を振り返りながら変わっていったもの、変わらないものをじっくり読んでみて下さい。

AIロボット、ひと月貸します!
3.e-airobotto.jpg 木内南緒 作 
丸山ゆき 絵 
 
岩崎書店

未来科学研究所のイベントに出かけた小4の栄太。そこで栄太は、来場10万人目のラッキーなお客様になったうえに、所長さんからAIロボットをかりることができました。ロボットに「エイト」と名付けてお手伝いや学校に行ってもらったりと楽をしていた栄太ですが、なんでもよくできる「エイト」に不安を抱くようになります。ともに過ごしたAIロボットと少年の物語です。

10月

うちにカブトガニがやってきた!?―生きている化石とすごした1年と2か月―
3uchi.jpg 石井里津子  文  
松本麻希     絵  
 
学研プラス

生きた化石と呼ばれているカブトガニ。絶滅危惧種として調査研究や保護活動が行われています。小学3年生のハツとその家族は、夏に干がたのカブトガニ観察会に参加したことをきっかけに、カブトガニを卵から育てることになります。専門家の原田先生に飼育を教えてもらいながら大切に育て、海に返すまでの2年間の様子が写真をまじえて楽しく書かれています。

あるひあるとき
3aru.jpg あまんきみこ  文 
ささめやゆき  絵 
 
のら書店

お話の舞台は、第2次世界大戦中の中国、大連です。戦争の真っ只中にあってハッコちゃんという“こけし”は少女にとって特別大切なものでした。かぜをひくときも、ともだちのうちに行くときも、防空壕の中まで一緒でした。作者がハッコちゃんとの忘れられない思い出を振り返り、未来への思いを込めて描いています。

スーパー図解工作図鑑 ― 子どもが自分で最後まで作れる ! ―
3supa.jpg かざまりんぺい   著 
 
主婦の友社

この図鑑には、67種類の工作が掲載されています。飛ぶ工作や音の出る工作、ゲーム工作など興味深い内容です。いろいろな工作を作って遊んでみましょう。

9月

7年目のランドセル−ランドセルは海を越えて、アフガニスタンで始まる新学期−
3 7nenmeno.jpg 内堀タケシ 写真・文
国土社

日本の子どもたちが6年間使った後のランドセル。今なお紛争が続くアフガニスタンで、建物はおろか、満足な文房具もない中でも懸命に学ぶ子どもたちへ手渡されます。ランドセルを受け取った子どもたちの笑顔に、平和や学ぶということについて考えさせられます。

かくれているよ海のなか
3 kakureteiruyo.jpg 高久至 しゃしん
かんちくたかこ ぶん 
 
アリス館

海の中をそっと覗いてみると、石や海藻だと思っていたのは実は小さな海の生き物たちでした。いろいろな理由で、海藻そっくりにまねをしてじっと身を守っています。そんな健気な生物たちを水中写真家の高久至さんが見事に見つけ出しました。写真を見ながら水族館に出かけた気分になって、発見の感激をたくさん味わってください。

琉球・沖縄−もっと知りたい!くらしや歴史−
3 ryuukyuu.jpg 上里隆史 監修
 
岩崎書店

沖縄県は、かつては“琉球王国”というひとつの国でした。その文化と歴史をたくさんのカラフルな写真で紹介します。海、食べ物、行事などの名称を沖縄語(ウチナーグチ)で表記しています。琉球王国の盛衰、悲惨な沖縄戦、戦後のアメリカの統治など、その歴史から現在の沖縄のさまざまな問題を考えるきっかけになります。

8月

ぼくらしく、おどる―義足ダンサー大前光市、 夢への挑戦―
3.bokurasiku.jpg 大前光市 著 
今井ヨージ 絵
 
学研プラス

リオパラリンピックの閉会式など世界の舞台でも活躍する、義足ダンサーの大前さん。プロダンサーの活動を始めた24歳で交通事故にあい、左足のひざ下を切断します。ダンサーとして活躍する夢をあきらめず、短い足を生かして自分らしくおどることへ挑戦します。新しいことに少しチャレンジをすることで、将来の大きな夢を見つけられるよとエールをくれます。

タミーと魔法のことば
3.tami-to.jpg 野田道子 作  
クボ桂汰 絵 
 
小峰書店

タミーは9歳の女の子。ママもパパも、弟のカンタにかかりきりで少し寂しい毎日。そんな中、「J・T」のイニシャル入りの赤いトランクを誕生日にパパに買ってもらってから、不思議なことが次々と起きます。この出来事が、タミーに家族の有難さを感じさせてくれます。親子の心理的な距離が、微妙に離れていく時期の子どもには、共感できる一冊です。

トリコロールをさがして
3.torikoro-ru.jpg 戸森しるこ 作 
結布 絵
 
ポプラ社

 真青は、幼なじみで2歳年上の真姫が大好き。ですが、6年生になった真姫が最近自分に冷たいことが悩みです。そんな真姫が夢中になっているのが、ファッションブランド“トリコロール”。真青はまた前のように真姫と仲良くなりたくてその店へ行ってみます。女の子の成長とともに変わっていく人間関係や、気持ちの変化に戸惑いながら前に進んでいく様子を描いた本です。

7月

ゆりの木荘の子どもたち
3_yuri.jpg 富安陽子 作  
佐竹美保 絵  
 
講談社

百年以上前からある“ゆりの木荘”今は老人ホームとなっています。ある日、そこに住む87歳のモリノさんとサクラさんは、何やら不思議な魔法が原因で、77年前の子供になっていたのです。魔法を解くため、モリノさんとサクラさんは、子供になった他の老人たちと力を合わせます。日本の昔からの伝承をまじえながら、昭和時代を垣間見るお話です。

紙ひこうき、きみへ
3_kami.jpg 野中柊 作  
木内達朗 絵
 
偕成社

ある日、森でくらしているシマリスのキリリのところに、青い紙ひこうきが飛んできました。それには、「こんにちは。夕方にはそちらにつきます。」と書いてありました。キリリは、夕ごはんを用意しました。訪ねてきたのは、会ったことのないリスのミークでした。仲良く過ごした二匹でしたが、お別れの時、ミークはキリリに素敵なプレゼントをします。お互いの思いやりに、心があたたまります。

エルシーと魔法の一週間
3_erus.png ケイ・ウマンスキー 著 
岡田好惠 訳 
 
評論社

家業の雑貨店で店番をしていたエルシーの前にあらわれた赤い魔女は、アルバイトを探していました。そのアルバイトとは“魔女の塔の留守番を一週間”すること。報酬も魅力的。エルシーはアルバイトを引き受けます。ところが、魔女の塔には個性的なお客が次々と訪れます。どんな一週間になるのでしょうか。エルシーのアルバイト生活に、ワクワクできるファンタジーです。