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2021年1月〜6月

これまでにおすすめした本

下の年月は図書館でその本をしょうかいした年月です。本がしゅっぱんされた年月ではありません。

5月

リアスのうみべ さんてつがゆく
3rias.jpg 宇部京子 作
さいとうゆきこ 絵
岩崎書店

大震災の5日後、津波で町が流され、何もかも失った人達のもとに、警笛の音が聞こえてきます。さんてつ(三陸鉄道・北リアス線)が「みんなのためにできることをするんだ!」と走り出したのです。東日本大震災から10年が経ちました。大震災の時にはまだ生まれてなかったみなさん、赤ちゃんだったみなさんに読んでほしい一冊です。

さくら村は大さわぎ
3saku.jpg 朽木祥 作
大社玲子 絵
小学館

たくさんのさくらの木が植えてある“さくら村”では、とんでもないことや愉快なことが次々におこります。小学3年生のハナちゃんが、村の人との交流や友達との出来事を紹介します。読んでいるうちに、にっこりと笑ってしまう優しいお話です。

ペットボトルで育てよう むし−虫かごなしでかんたん!アゲハチョウ・カブトムシほか−
3pett.jpg 谷本雄治 著
星輝行 写真
汐文社

この本では、ペットボトルを使った虫のおうちの作り方や、虫ごとの観察のポイント、簡単な実験を紹介しています。紹介されている虫はテントウムシやアゲハチョウ、ダンゴムシなどの身近な虫たちばかりです。虫の採集時期や、捕まえるときに使える虫かごの作り方も紹介しているので、昆虫採集にチャレンジしてみたくなりますよ。

4月

カメくんとイモリくん 小雨ぼっこ
3kame.jpg いけだけい 作
高畠純 絵
 
偕成社

大雨で家が流されて引っ越したイモリくんが、一年ぶりに仲良しのカメくんに会いにきました。川できれいな石を見つける宝探しをしたり、沢の仲間たちと触れ合い楽しい時間を過ごしました。豊かな自然の中で、以前と同じように何も変わらない二人の友情のお話です。

パイナップル
3pain.jpg 谷口シロウ 絵と造形
 
農山漁村文化協会

熱帯の果物パイナップルのことをどれだけ知っていますか? パイナップルは150種類もあり、鉢にタネをまいて育てることができ、タネからだと、花を咲かせるまで4年ぐらいかかります。その他、知っているようで知らないことが、写真や図で詳しく説明されています。パイナップルの楽しい絵本です。

絶景のふしぎ100−世界と日本の美しい風景・すごい地形のなぜ−
3zekk.jpg 佐野充 監修
 
偕成社

わたしたちのすむ地球は、想像をこえて変化に富むふしぎな世界が広がっています。山や大地、岩や岩山、海や海岸、川や湖といった地形がどのようにしてできたのか、各章のなかで詳しく解説しています。世界各地、日本の絶景が迫力ある写真で紹介され、見ているだけでも楽しめます。

3月

しかくいまち
3sikakuimati.jpg 戸森しるこ 作 
吉田尚令 絵 
 
理論社

しかくいまちに一人の男の子が流れ着きます。男の子は、口のない“しかくいひと”に助けられました。“しかくいひと”は、ふつうの感情がありません。そんな顔も体も全く違う二人が、一緒に過ごし心を通わせた数日間の忘れられないお話です。

ヨーロッパの古城
3yo-roppanokojyou.jpg スティーブン・ビースティー 画 
リチャード・プラット 文 
赤尾秀子 訳 
 
あすなろ書房

何百年も前に築かれたヨーロッパの古城。堂々とそびえたつ姿だけでも魅力的ですが、内部には様々な工夫や秘密が隠されています。城内の様子や当時の人々の暮らしが緻密に描かれ、絵を見ているだけでも楽しい図鑑です。

空を飛ぶミジンコのなぞ
3soratobumijinnko.jpg 星輝行 写真・文 
 
少年写真新聞社

プールや公園の水たまり、田んぼや海など、水の中をよく見ると、お米のつぶよりもはるかに小さな生き物を見つけることができます。みじん(とても細かいチリやホコリ)のように小さいので、彼らはミジンコと呼ばれています。この本では、謎につつまれたミジンコの世界をのぞき見ることができます。

おなかの花園−きみのおなかにひそむ不思議な世界マイクロバイオームをめぐる冒険−
3onakanohanazono.jpg ケイティ・ブロスナン 作 
滝本安里 訳 
 
化学同人

私たちの体の中には、百兆もの微生物が住み着いています。特に大腸に、ほとんどの微生物が集まり、生態系をつくっているので、“おなかの花園”と呼ばれています。“おなかの花園”にいる微生物は、私たちの健康にとって欠かせないものです。微生物が体の中で、どんな働きをしているのか楽しみながら知ることができる本です。

2月

へんくつさんのお茶会−おいしい山のパン屋さんの物語−
3.hen.jpg 楠章子 作 
井田千秋 絵
 
学研プラス

ぽっこり山のふもとに、“へんくつさん”というすごく不愛想で気難しいおばあさんが営むパン屋さんがあります。しかし、へんくつさんの作るパンはどれもとても美味しく、毎日たくさんのお客さんが訪れます。驚くことに、お客さんの中には人間だけでなく、山からやってくる動物や小人たちもたくさんいます。そんなパン屋さんで繰り広げられる、へんくつさんとお客さんたちの心温まるお話です。

妖精図鑑−エルシー・アーバー博士の資料より−
3.you.jpg エミリー・ホーキンス 著
ジェシカ・ルー 絵 
小林玲子 訳 
 
河出書房新社

妖精はおとぎ話の中だけの存在だと思われていますが、見つけられないからといって、妖精がいないとは言えません。この本は、アーバー博士が世界中を旅して調べた妖精の研究資料をもとに書かれています。妖精たちは環境に適応するため、生息地ごとに羽の模様や習性が進化しました。彼女たちの多様な生態が、繊細なイラストで詳しく紹介されています。

人形つかいマリオのお話
3.nin.jpg ラフィク・シャミ 作  
松永美穂 訳 
たなか鮎子 絵  
徳間書店

マリオは、楽しいお話を作って人形劇を上演していました。しかし、人気者になったマリオはお話を作るのを辞めてしまい、同じ芝居を繰り返すようになります。マリオのあやつり人形たちは、同じ役を演じることにうんざりです。もっと自由にいろいろな役をやりたいと、人形はついに自分の糸を切ってしまいました。マリオと人形たちとの楽しいおはなしです。

1月

ぼくの犬スーザン
3boku.jpg ニコラ・デイビス 文 
千葉茂樹 訳 
垂石眞子 絵
 
あすなろ書房

毎日決まった通りに進まないとパニックを起こすなど、生きづらさを抱えた少年ジェイクは、普段とちがう苦手なクリスマスを亡きものにしようと企んでいました。そこに現れた協力者、犬のスーザンと仲良しになります。でも、スーザンの元の飼い主が現れ、突然別れ別れに。落ち込むジェイクでしたが、苦手だったクリスマスイブに奇跡が起こります。ひとりと一匹の「特別な名コンビ」の心温まる物語です。

消えたレッサーパンダを追え!−警視庁「生きもの係」事件簿−
3ress.jpg たけたにちほみ 文 
西脇せいご 絵  
 
学研プラス

警視庁には、生きものの密輸や違法な売り買いなどの犯罪を扱う専門の係があります。動物園からレッサーパンダが盗まれた事件や、絶滅が心配されるスローロリスやコツメカワウソを密輸しようとする事件など、数々の生きものに関する事件の捜査が紹介されています。希少な生きものの現状を知ることができるノンフィクションです。

動物たちが教えてくれる海の中のくらし
3umin.jpg 佐藤克文 文 
木内達朗 絵 
 
福音館書店

地球表面の7割は海で覆われ、その平均水深は3800メートルあまり。その広くて深い海を泳ぐアザラシやペンギンなどの動物の暮らしを、人は直接観察できません。そこで、研究者たちはその暮らしぶりを調査するために、小型の記録計を動物にとりつけて観察しています。この「バイオロギング」という観測方法がどのようなものかが分かる興味深い1冊です。