本文へ移動

2022年7月〜12月

これまでにおすすめした本

下の年月は図書館でその本をしょうかいした年月です。本がしゅっぱんされた年月ではありません。

9月

うまれてくるよ海のなか
2 umarete.jpg 高久至 しゃしん 
かんちくたかこ ぶん 
 
アリス館

海の中で暮らす多くの魚、イカやタコ、エビやカニなどが産んだ卵から、赤ちゃんはどのように孵化するのでしょうか?中には、オスが孵化するまで、卵を自分の口に入れて守るものもあるのです。魚ごとに卵を守る工夫が見られ、産まれた赤ちゃんたちの泳ぐ姿も鮮やかな写真で紹介されています。赤ちゃんたちが無事に育ってくれるよう、応援したくなる絵本です。

庭にくるとり
2 niwani.jpg 石川えりこ 作・絵
 
ポプラ社

小学生の“はじめ”は、おじいちゃんの家に暮らすことになりましたが、おじいちゃんが声をかけても、なかなか打ち解けられませんでした。また、おじいちゃんが庭に作ったえさ台に鳥が来ることにも懐疑的でした。しかし、“はじめ”は、実際に鳥が庭に来ている様子をおじいちゃんと眺めながら、いつの間にか夢中になっていました。おじいちゃんと“はじめ”が会話を通じて鳥を優しく見守る様子に、心が温かくなります。

ぼくらのひみつきち
2 bokurano.jpg といよしひこ 文・絵 
 
出版ワークス

町から自然ゆたかな土地へ引っ越してきたばかりのケイタが虫を採っていると、ヒロトとヨウスケという子に出会います。ケイタは、2人に大きいクワガタがいる秘密基地に連れて行ってもらうことになりました。3人は山道を行き、川をさかのぼり、更には川の中を泳いで秘密基地に向かいます。元気いっぱいな男の子たちの夏の冒険に、わくわくさせられる物語です。

8月

きりんのまいにち
2.kirin.jpg 二宮由紀子 作
大野八生 絵
光村図書出版

きりんは、友達の蛙が旅に出ている間、卵を預かったり、ある時は好きなかくれんぼを独りでしたり、はたまた逆立ちをカメレオンに教えてもらったり、今度はスコップで大風をよけるための穴を掘ったりと、何に対しても真剣に取り組みます。大きなきりんと、蛙・カメレオンなど、小さな友達との微笑ましい出来事を描いた15の物語。きりんの優しさが伝わってくるような挿絵も魅力です。

ことばコレクター
2.kotoba.jpg ピーター・レイノルズ 作
なかがわちひろ 訳
ほるぷ出版

ジェロームは言葉コレクターです。声に出して読むと楽しくなる言葉や、どきっとしたり、思わず絵を描きたくなる言葉などを紙に書き、種類ごとに分けてスクラップブックに貼っていました。ある時、言葉を書いた紙がごちゃまぜになってしまいます。でも、それが功を奏して新しい言葉の世界が広がっていきます。最終的に言葉マニアのジェロームが辿りついた境地が、言葉では無かった事に意外性を感じさせられます。

ふるふるひめ
2.furufuru.jpg 大窪いく子 作
山本祐司 絵
文研出版

運動会のリレーで優勝して、入院する予定のおじいちゃんを勇気づけたいソウタ。でも、運動会の日の天気予報は雨でした。ソウタが、てるてる坊主を作って晴れるようにお願いした所、てるてる坊主が話し始めたり、不思議な女の子が現れて、晴れになる方法を教えてくれたりします。ソウタがその方法を試していたら、けんかしていたユウキから声をかけられ、仲直りに踏み出すことができました。最後は笑顔になれるお話です。

7月

トントンとリッキのかいぞくせん
2_tontontorikki.jpg やえがしなおこ 作 
松成真理子 絵 
 
講談社

元気なくまの子のトントンは、山のふもとに家族と住んでいます。春、新しく隣に建った家にくまの親子が引っ越してきます。その家の子は、自分を海賊だと言っている、リッキという名前の女の子でした。最初は戸惑っていたトントンですが、リッキに誘われてリッキのお母さんが作ってくれた海賊船で一緒に遊ぶようになります。トントンとリッキが段々と打ち解けて行く様子が、生き生きと描かれている物語です。

ヤングさんのオーケストラ
2_youngsanno.jpg なかえよしを 作 
小池敏彦 絵 
 
ポプラ社

ヤングさんはオーケストラの有名な指揮者です。ある日、新聞記者から、「どうして指揮者を目指したのですか」という質問をされて、ヤングさんは、なぜ目指したのだろうと考え始めます。そして、指揮者を目指したきっかけは、音楽のすばらしさを教えてくれたおばあさんに、自分の作った曲を聞かせたいと思ったことだと思い出したヤングさん。約束を果たすために、おばあさんを探しはじめます。

マリーさんぽにいこっ
2_marysanpo.jpg とうやあや 作 
藤田ひおこ 絵 
 
文研出版

仲良しの友達と離れ離れになり、引っ越し先で寂しいなずちゃん。家に閉じこもっているのを見かねたおばあちゃんに、犬の散歩に誘われます。散歩の途中、大きな犬に吠えられている女の子と子犬に出会いました。女の子は、お散歩バッグを忘れて逃げるように帰ります。大きな犬が怖いなずちゃんですが、女の子が困っていると思い、バッグを届けに一人で散歩に出かけます。なずちゃんの勇気に応援したくなる物語です。