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「世田谷区家庭読書の日」にお届けするおはなし 第42回 「かえるのエルタ」との再会

世田谷区では、「毎月23日は、世田谷区家庭読書の日」として家庭での読書をすすめています。 

 毎月23日に図書館職員が子どもの本のことや図書館での楽しい出来事をお届けしています。

 第42回  「かえるのエルタ」との再会

 幼い頃から絵本や読み物が大好きでした。なかでも一番のお気に入りは、『かえるのエルタ』中川李枝子さく/大村百合子え(福音館書店)でした。幼稚園の卒園記念でいただき、何度も繰り返し読んだ思い出があります。

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 図書館で働き始めたばかりのある日、本のチェックをしていると、本棚には『かえるのエルタ』がありました。なんと45年ぶりの再会です!もうどこにも置いていないだろう、置いてあってもわずかな数しかないだろうと思っていました。久しぶりに手に取って読んでみると、初めてこの本を読んだ時のワクワク感や嬉しさを思い出しました。
 主人公のかんた君が、赤い目をした緑のかえるのおもちゃとともに様々な体験をします。遠いどこかの国の話ではなく、草原だったり、道であったり、自分のまわりにあるところからお話がはじまるので、自分にもかんた君と同じようなことが起こるのでは?という気持ちになります。

 何歳になっても素敵な本との思い出を作っていきたいと思います。

*世田谷区在住の中川李枝子さんは、1962年に「いやいやえん」を、2年後にこの「かえるのエルタ」を出されています。ロングセラー絵本「ぐりとぐら」も同時期の作品。今も子どもたちに親しまれています。

「世田谷区家庭読書の日」にお届けするおはなし第1回〜第41回はこちら