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2021年7月〜12月

これまでにおすすめした本

下の年月は図書館でその本をしょうかいした年月です。本がしゅっぱんされた年月ではありません。

12月

おてんばヨリーとひげおじさん
3 otenn.jpg アニー・M.G.シュミット 作
フィープ・ヴェステンドルプ 絵
西村由美 訳
 
岩波書店

 偉い大臣達を乗せて新しい列車が、初めて運行します。その列車が出発しようとした時、ヨリーという女の子が車両の下に、小さな動物たちがいることに気づきます。ヨリーと車掌さんは、その動物たちを助け出しますが、お話は思わぬ方向に進んでいきます。素敵な挿絵も楽しんでください。

体育がある
3 taii20211211100547.jpg 村中季衣 作
長野ヒデ子 絵
 
文研出版

体育がきらいな小学4年生のあこに、ママは一生懸命、体育の練習をさせます。あこのためとわかってはいても、ママの熱心すぎる特訓はあこには負担でした。そんなとき、大好きなばあばが家にとまりにきます。体育をめぐるひと騒動をとおして、あことともに家族も成長していくお話です。

ヒグマの旅−森と川、山と海−
3 higu20211211100547.jpg 二神慎之介 写真・文
 
文一総合出版

食べ物を求めて自然界を旅するヒグマの1年間を追った写真絵本です。ヒグマは体が大きいため、沢山の栄養を摂取しなければ生きていけません。エゾシカや植物を食べて春夏を生き延びたヒグマたちは、秋になると山を下り、河口付近でサケを捕食して冬眠に備えます。大自然を生きるヒグマの迫力ある姿をとらえています。

11月

こずえと申す
3kozu.jpg 吉田道子 作
宮尾和孝 絵
ポプラ社

新聞を持ち去る鳥を追って行った先で、草多はこずえと名乗る少女に出会います。こずえの目的は、近くの天狗山に道路を通す計画をやめさせ、山にいる動物や植物を守ること。草多は弟や友だちの大介、こずえと共に自分たちにできることを考え、天狗山へフィールドワークに行きます。すると、彼らの行動が大人たちを動かします。

夢のねだん図鑑−きみの夢をかなえるのにいくらかかる?−
3yume.jpg ライブ 編著 
カンゼン

こんな仕事に就きたい、こんなものが欲しい、あんなことをやってみたいなど、人によって様々な夢があります。その夢を実現するには、いくら必要でしょう?この本では、夢を実現するための費用と方法がリアルに紹介されています。

すずりくん−書道具のおはなし−
3suzu.jpg 青柳貴史 作
中川学 絵
あかね書房

小学生になると、皆が手にするお習字セット。その中でも、紙・筆・墨・硯(すずり)は文房四宝(ぶんぼうしほう)と呼ばれ、宝物なのだそうです。そんな宝物たちと、すずり職人でもある作者が、書く喜びや想いを教えてくれます。絵を描いたのは、お坊さん。異色のコンビによる絵本です。

10月

きょうりゅうレディ−さいしょの女性古生物学者メアリー・アニング−
3kyo.jpg リンダ・スキアース 作 
マルタ・アルバレス・ミゲンス 絵 
まえざわあきえ 訳 
 
出版ワークス

今から約200年前、恐竜など古生物がいたと知られていなかった頃です。イギリスのいなかで一人で勉強しながら化石の発掘や調査を行い、今の恐竜の考え方に結びつくような研究をした女性がいました。当時の科学者や地質学者に認められなくても、自分の研究が地球の歴史を変える重要なものだと信じ、知ることをあきらめなかった女性古生物学者メアリー・アニングの伝記絵本です。

どっちでもいい子
3doc.jpg かさいまり 作 
おとないちあき 絵 
 
岩崎書店

小学4年生のはるちゃんは、クラス替えの時に自分のことを「いてもいなくてもどっちでもいい子」とみんなが言うのを聞いてショックを受けます。いつも考えすぎて迷ったあげくに「どっちでもいい」と答えてしまいます。そんな自分が嫌になっていたところ、ふとしたきっかけでヒップホップスクールを見学しました。「どっちでもいい」はるちゃんは変われるでしょうか。

ホタルイカは青く光る
3hot.jpg 阿部秀樹 写真と文 
 
小学館

スーパーマーケットに並んでいるホタルイカは、実は海の中では青くて美しい光を発します。富山県にある富山湾では、産卵を終えたたくさんのホタルイカが、海岸に打ち上げられて、幻想的な風景を作り出します。この本では、ホタルイカの生態や世界でもめずらしい富山湾だけで見られる「身投げ」という現象を美しい写真とともに紹介しています。

9月

くじらの子
3_kuji.jpg 石川梵 写真と文
宮本麗 写真
 
少年写真新聞社

インドネシアの東、レンバタ島ラマレラ村に暮らす10歳の少年エーメン。彼の夢は、お父さんのようなくじらとりになること。400年にわたり、くじらをとって生活する彼らが、危険と隣り合わせのくじら漁の中で大切にしてきたことや、大自然とともに生きる人々の姿を写真で描いています。

見つけよう!探検ブック―遊びながら自然の不思議を解明!―
3_mitu.jpg 露木和男 監修
河南好美 イラスト
 
えほんの杜

自然は、“不思議”と“感動”に満ちています。この豊かな自然を学び体験する方法を、「生き物」「植物」「地質」「天体」の4つのジャンルにわけて紹介しています。また、35のミッションは、「種類の違う3匹の虫を探そう」や「香りのある植物を探そう」など、具体的で、さっそく外に出て探検したくなります。

ガラスの犬―ボーム童話集―
3_gara.jpg フランク・ボーム 作
津森優子 訳
坂口友佳子 絵
 
岩波書店

『オズの魔法使い』の作者フランク・ボームの童話集です。魔術師が訪問セールスに悩まされたり、妖精が新聞や雑誌の活字に魔法をかけたりと、ユーモアと社会風刺がちりばめられた8編。古くからのおとぎ話とはひと味違う、ボームの世界をお楽しみください。

8月

カブトムシの音がきこえる−土の中の11か月−
3kabu.jpg 小島渉 文
廣野研一 絵
福音館書店

メスのかぶとむしが公園の雑木林に卵を産んでいきました。雑木林にはカブトムシが大きくなるための腐葉土がたくさんあるので、幼虫が育つにはとても良い環境です。カブトムシの一生はわずか1年ですが、そのうちの11か月を土の中で過ごします。その間、どのように過ごしているかを月ごとに細かく描かいています。

神さまの通り道−スサノオさんキレてるんですけど−
3kami.jpg 村上しいこ 作
柴田ゆう 絵
偕成社

他力本願太(たりきもとがんた)通称ガンちゃんは、先祖代々、神さまの通り道といわれていた裏庭に、新しく自分の部屋を建ててもらいました。その日の夜、ガンちゃんの部屋にスーさんこと、スサノオノミコトという神さまがやってきます。ガンちゃんのクラスで巻き起こる問題を、スーさんと共に解決していく物語です。

絵本江戸のくらし
3edon.jpg 太田大輔 作
講談社

昔、東京は“江戸”と呼ばれていました。今の東京は電車や自動車が走り、蛇口をひねればすぐに清潔な水が出ます。しかし、江戸には電気も自動車もありません。全部、自分たちの知恵や自然の力を利用して生活していました。SDGsの達成を目指す現在、江戸の暮らしをのぞいてみると役立つヒントがたくさん隠されています。

7月

うそ
3_uso.jpg 谷川俊太郎 詩 
中山信一 絵 
 
主婦の友社

1988年刊『はだか 谷川俊太郎詩集』の一編を絵本にしたものです。うそをつくことについて“ぼく”の考えがつづられています。また、イラストの犬と散歩する男の子の表情からは、いろいろな感情が想像できます。詩と絵との不思議なコラボレーションも楽しめます。

これが鳥獣戯画でござる−ニッポンのわらいの原点−
3_kore.jpg 結城昌子 構成・文
 
小学館

京都高山寺に伝わる国宝・鳥獣戯画。ウサギやカエルなどたくさんの動物たちが擬人化され、水遊びや相撲に興じる姿が生き生きと描かれています。誰が何のために描いたのか、いまだ多くの謎に包まれた平安時代ごろの絵巻物。時を超えて今の子どもたちに親しみやすく紹介します。

女の子だから、男の子だからをなくす本
3_on.jpg ユン・ウンジュ 文
イ・ヘジョン 絵 
すんみ 訳 
エトセトラブックス

「女の子は女らしく」「男の子は男らしく」と言われたことがありますか?性別の違いによって、怒られたり褒められたりすることがあります。それは子どもが自分のしたいことを我慢したり、他人を差別するきっかけになったりしています。性別にこだわらず、子どもが自由に自分の思い描くステキな人になるためにどうしたらいいのか具体的な例をもちいて考えていく本です。