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2019年1月〜6月

これまでにおすすめした本

下の年月は図書館でその本をしょうかいした年月です。本がしゅっぱんされた年月ではありません。

6月

カイとティム よるのぼうけん
004.jpg 石井睦美 作 
ささめやゆき 絵 
 
アリス館

カイくんは、6歳の誕生日にお兄ちゃん扱いされないのが不満で「今日から一人でねることにするよ」と宣言しました。部屋でどきどきしていると、カイくんを弱虫扱いするおてつだい妖精ティムが現れました。小さい頃の不思議な体験をつづったファンタジーです。

ちいさなハンター −どうぶつのかぞく チーター−
005.jpg 佐藤まどか 作 
あべ弘士 絵
今泉忠明 監修 
 
講談社

アフリカのナミビアに暮らしているチーターは、お母さんから狩りの仕方を教わります。やがて、成長した子どもたちは、生きるために狩りをはじめますが、体も小さく、なかなか狩りを成功させることができません。世界一足のはやいチーターですが、狩りの成功率は低く、狩った獲物も、ほかの動物に奪われてしまうことが多いのです。動物が、その能力と知恵で生きていく姿を描いた物語です。

ありちゃんあいうえお かこさとしの71音
006.jpg かこさとし 詩と絵 
 
講談社

この本は50音だけでなく「拗音・促音」を含めた71音の面白くて短い文から始まります。子どもは、言葉のリズムの心地よさを覚え、かこさとしさんの言葉の宇宙、あそびの宇宙を楽しむことが自然とできる一冊です。

5月

よわむしトトといのちの石
2_Yowamusi.jpg 如月かずさ 作
田中六大 絵
 
講談社

茶色い枯れ草だらけのサバンナを、遠い水場に向かってみんなと一緒に旅を続けていた子ゾウのトト。途中で熱を出し具合が悪くなってしまったお母さんのために、栄養がいっぱいつまった“いのちの石”を取ってきてあげようと、ひとりきりで洞窟に行こうとします。牙も伸びていないアフリカゾウの、冒険物語です。

だれの手がた・足がた?−手足でわかる動物のひみつ−
2_Dare_no.jpg 有沢重雄 構成・文
 
偕成社

上野動物園で園長を務めた小宮さんが、動物園に勤務した40年の間で集めた動物の手がた・足がたがのっています。動物の生態によって、手や足に大きな特徴があるということがわかりやすく伝わります。また、動物の特徴もクイズ形式でのっており、動物について楽しく知ることができます。

とりになったきょうりゅうのはなし
2_Tori_ni_natta.jpg 大島英太郎 さく
 
福音館書店

はるか昔、羽毛を持つ恐竜たちがいました。彼らはやがて木に登るようになり、そしてその進化した翼を使って空を飛ぶようになりました。そんな彼らの子孫が、私たちが毎日目にしている鳥なのです。この本では、羽毛を持つ恐竜たちが鳥へと進化する過程を描いています。

4月

やぎこ先生いちねんせい
2 Yagijo .jpg ななもりさちこ 文
大島妙子 絵
福音館書店

やぎやま小学校の1年生は全部で8匹。そしてもう一人、先生1年生のやぎこ先生です。やぎこ先生は、「今日は何色のワンピースを着ようかしら」と悩んで遅刻したり、雨で遠足に行けないと授業をしないで教室で遠足ごっこをしたりするので、校長先生に叱られてばかりでした。そんなやぎこ先生のことが大好きな子ども達は、先生を助けたり、かばったりしてくれます。子ども達と一緒に先生も成長していく楽しい物語です。

ウィリーのぼうけん
2 Wiri-no .jpg マーガレット・ワイズ・ブラウン さく
上條由美子 やく
広野多珂子 え
福音館書店

小さな町に住んでいるウィリーは、一緒に遊べる自分だけの動物がほしいと思い、田舎のおばあちゃんに電話します。おばあちゃんは「小鳥や子馬はどうかい?」と聞きますが、ウィリーがほしいのはうちの中で飼える小さい動物でした。そこでおばあちゃんは、「ミューミュー」と鳴く小さな動物を送ってくれることになります。その動物とは?ほのぼのとした3つのお話が楽しめます。

つらら−みずとさむさとちきゅうのちから−
2 Turara  .jpg 細島雅代 写真
伊地知英信 文
ポプラ社

ツラツラ光って見えるから“つらら”。したたる水が凍って、つららが誕生します。この本では、少しずつ成長していく“つらら”の様子を写真でじっくり観察できます。軒下で、木の枝で、ひとつひとつ違う形に成長する“つらら”ですが、どんな“つらら”でも共通の性質があります。それは、目には見えないけれど確かに働いている地球の力が関係しています。

3月

おねえちゃんって、まいにちはらはら!
2-oneetyann.jpg いとうみく 作
つじむらあゆこ 絵
 
岩崎書店

ココちゃんは1年生。お母さんの再婚で、ナッちゃんという3歳の妹ができました。ナッちゃんはココちゃんより背が大きく、そのうえ泣き声も笑い声も何でも大きい“かいじゅう”です。その日も、学童クラブに聞こえるほどのナッちゃんの泣き声が、保育園から聞こえてきました。いつものうそ泣きかと思っていたら、ナッちゃんは病院に運ばれ入院することに。ナッちゃんは大丈夫でしょうか。

まめとすみとわら
2-maneto.jpg せなけいこ ぶん・え
 
あかつき

これは、日本各地で語り継がれている民話をもとにした絵本です。皆さんはソラマメを見たことがありますか。ふかふかのさやの中には豆が入っていて、その豆には黒いすじが付いているのですが、それはなぜでしょう?豆と墨とわらの表情がかわいらしい一冊です。

ダム−この美しいすべてのものたちへ−
2-damu.jpg デイヴィッド・アーモンド 文
レーヴィ・ピンフォールド 絵
久山太市 訳
 
評論社

ダムに沈む谷。娘はバイオリンを奏で、父は歌い、人のいなくなったすべての家々を音楽で満たします。やがてダムが完成し、水におおわれても音楽は失われませんでした。抑えた色調の絵と詩的な文章によって、静寂のなかから鳥やケモノ、草花など生き物達の調べが、そして大きな自然に宿る精霊たちの音楽が聞こえてきそうです。

2月

みずとはなんじゃ?
2 mizutoha.jpg かこさとし 作
鈴木まもる 絵
小峰書店

日々の暮らしや遊びの中で欠かせない“みず”。その性質や働きについてわかりやすく説明しています。そのうえで、きれいな水を守るため、海や川を汚さないように呼びかけています。かこさとしさんの遺作となった絵本です。

みけねえちゃんにいうてみな
2 mike.jpg 村上しいこ 作
くまくら珠美 絵
理論社

二年生のともくんは、おかあちゃんとみけねこのみけねえちゃんの3人で暮らしています。ともくんは、最近なぜか自分のことを「うーちゃん」と言いはじめ、いつものような元気がありません。心配したおかあちゃんは、みけねえちゃんに学校へ行って調べてくるよう頼みました。ともくんと一緒に学校へ行ったみけねえちゃんは、その理由をつきとめ、おかあちゃんに話します。

もみじのてがみ
2 momiji.jpg きくちちき 作・絵
小峰書店

むこうの山からねずみに、真っ赤な“もみじのてがみ”が届きました。「こっちのやまにも、もみじあるかな」と、ねずみは、りすやひよどりと一緒に探していきます。もみじの風景がとても美しく、表紙や見返しに描かれたもみじの赤がとても印象的な絵本です。

1月

そらのかんちゃん、ちていのコロちゃん
2 soranokancyann  .jpg 東直子 作
及川賢治 絵
福音館書店

ある日、雲の上に住んでいるかんちゃんは、雲の穴から落っこちてしまいました。かんちゃんを助けてくれたのは、地底に住むコロちゃんです。すっかり仲良しになった二人は、不思議な世界へ行って遊びます。話に出てくるごちそうや道具などがかわいい絵で描かれていて、どのページもゆっくり楽しめます。全部で3つのお話が載っています。

ゆうなとスティービー
2 yuunato  .jpg 堀米薫 さく
丸山ゆき え
ポプラ社

幼稚園に通うゆうなの家は牛を飼っている農家です。ある冬の日に生まれた子牛は目が見えませんでした。子牛はスティービーと名付けられ、青と白のガラスを重ねたような不思議な色の目をしていました。ゆうなは目に映る自分の姿を見ながら、毎日名前を呼び世話をして一緒に育ちます。季節は巡り、ゆうなが小学3年生の春、ついにスティービーとの別れの日がやってくるのです。命の尊さを教えてくれる真実のお話です。

魔女ののろいアメ
2 majono  .jpg 草野あきこ 作
ひがしちから 絵
PHP研究所

サキは不思議なアメ屋で魔女から“のろいアメ”を買います。小さなビンに透明でどろっとしたものが入っており、細い棒がささっています。誰かの悪口を10個いいながらこのアメを混ぜると、なめたその人はあまりのまずさに気絶すると魔女はいいます。おねえちゃんにやりこめられてばかりのサキは悪口を次々口にしますが、おねえちゃんのいいところも浮かんできます。はたして、アメにのろいはかかるのでしょうか?

そらはあおくて
2 soraha aokute  .jpg シャーロット・ゾロトウ 文
なかがわちひろ 訳
杉浦さやか 絵
あすなろ書房

古いアルバムを見ていた女の子。お母さんのアルバムや、もっと昔のおばあちゃん・ひいおばあちゃんのアルバムを見て、「今となんだかちがうね」とお母さんに言います。でもお母さんは、「空や草の色、雪の冷たさなど大切なことは少しも変わらない」と語りかけます。アルバムを見終わった女の子にお母さんは、「続きがあるの」と言います。この絵本を読んだあとは、そばにいる大切な人をぎゅっとしたくなります。