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2018年7月〜12月

これまでにおすすめした本

下の年月は図書館でその本をしょうかいした年月です。本がしゅっぱんされた年月ではありません。

12月

あさって町のフミオくん
3-asatte.png 昼田弥子 作
高畠那生 絵
ブロンズ新社

  フミオ君の住むあさって町ではへんてこな事がおこります。お使いの帰り道でシマウマやウシに息子と間違われたり、プールでおじさんと待ち合わせをしていたら、「暑いから全部脱いできた」とおじさんががいこつになって現れたり。この本には、奇想天外で愉快なお話が4話収録されています。

木の実のたんけん
3-konomi.gif おくやまひさし 著
少年写真新聞社

木の実といえばどんぐりや松ぼっくりを連想しがちですが、この本では著者が家の周りや公園、雑木林などで見つけた様々な木の実を写真と詳細な絵で紹介しています。花の咲く時期や実の大きさ、味だけでなく、有毒な実などについても説明されています。この本を読むと、学校のまわりや公園などで木の実を探してみたくなります。

11月

おれからもうひとりのぼくへ
3 orekara.jpg 相川郁恵 作
佐藤真紀子 絵
岩崎書店

小学4年生の智は、自転車で運動公園に向かっている途中、自分とそっくりな男の子が乗った自転車とぶつかりそうになります。しかし、次の瞬間まわりには誰もいませんでした。その後、自分の日常と自分自身が、今までと少し違っていることに気づきます。もしこんなことがあったら?と、ふと想像してしまう不思議な物語です。

秘密基地のつくりかた教えます
3 himitukiti.jpg 那須正幹 作
黒須高嶺 絵
ポプラ社

野良猫を拾ったことから仲良くなった保と省吾は、夏休みに秘密基地をつくり、寝泊りする計画をたてます。とは言え小学生なので、基地のつくりかたや親の反対など、様々な困難が伴ってきます。現在の都会では体験できない、小学生ならではの冒険心を掻き立ててくれる物語です

10月

馬のゴン太の大冒険
3 uma no   .jpg 島崎保久 著
Lara 画
小学館

実話を元にした絵本『馬のゴン太旅日記』が新エピソードを加えて、冒険物語になりました。「人のやれないことをやれ!」がモットーの東京の学生シマくんと、道産子のゴン太が北海道の函館から九州の鹿児島までの2600キロ日本縦断の旅をします。貨物船に乗るときにはクレーンに吊るされ、東京の交通ラッシュには驚き、暗くて長いトンネルを抜けたり、時には野宿をしたり。苦難もたくさんありましたが、多くの人たちの親切と真心に助けられながら、旅を続けて成長していくシマくんとゴン太の温かい友情と楽しい冒険の物語です。

魔女のレッスンはじめます
3 majo no   .jpg

長井るり子 作
こがしわかおり 絵

出版ワークス

魔法を信じないつばさと、つばさの祖母である“ばあばちゃん”を魔女と信じる由紀。二人は夏休み、ばあばちゃんの家で魔女修行をすることになります。「うつくしい心とすこやかなからだ」を修行の目標として、掃除や料理が始まります。そして、もう1つの目標は「じぶんのことをよく知って“人間”になること」。この目標は二人を大きく成長させます。二人を“人間”として成長させたばあばちゃんは、本当に魔女なのかもしれないと思えるちょっと不思議な物語です。

月とアポロとマーガレット−月着陸をささえたプログラマ−−

3 tuki to aporo to   .jpg

ディーン・ロビンズ ぶん
ルーシー・ナイズリ− え
鳥飼玖美子 やく

評論社

マーガレットは問題を解くのが大好きな女の子。お父さんが話してくれた“宇宙”に興味をもったことから、やがて、宇宙についての質問に答えてくれるコンピューターにたどりつきます。そして、マーガレットはNASAアポロ計画の「ソフトウェア・プログラミング」の責任者になります。1969年に、アポロ11号は人類初の月着陸を成功させましたが、その計画に大きく関わっていた女性がいたことを知ることができます。

ジュニア楽典
3 junia  .jpg

山下薫子 著

音楽之友社

歌うこと、演奏することは楽しいけれど、音程って何?楽譜って何?と、音楽そのものに対し疑問や関心を持ち始めた小学生を対象に書かれた、音楽の基礎知識をまとめた本です。音については波動から解説し、和音についてはその構成を分析するなど内容は高度ですが、総ルビ付きで文体も分かりやすく書かれています。小学校中学年にも理解できる音楽の解説書は希少です。

9月

母が作ってくれたすごろく−ジャワ島日本軍抑留所での子ども時代−
3-hahaga.jpg アネ=ルト・ウェルトハイム 文
長山さき 訳
徳間書店

  著者は、ジャワ島日本抑留所で子ども時代を過ごしたオランダ人女性です。抑留所生活を描いた絵や、物資が少ない中で母が作ってくれた“ガチョウゲーム(すごろく)”などに寄せて、当時の劣悪な環境やユダヤ人か否かで行われた差別を子どもの視点で回想します。日本はもちろん、世界中の子どもや若者たちへの「戦争や人種差別を繰り返してはならない」という想いが込められた一冊です。

クルミの森のニホンリス
3-kurumi.jpg

ゆうきえつこ 文
福田幸広 写真

小学館

八ヶ岳山麓に暮らすニホンリスはクルミが大好物。皮が柔らかくほんのり甘い夏のクルミ。とても堅いけれど熟した秋のクルミ。冬は?春は?季節によってクルミとの付き合い方も変わっていきます。クルミの森に住むニホンリスの四季を写真で追いかけた本で、ニホンリスの生態を知ることができます。

兵隊さんに愛されたヒョウのハチ
3-heitai.jpg

祓川学 作
伏木ありさ 絵

ハート出版

この本は、日中戦争時に成岡正久さんが体験したお話です。成岡さんは、従軍先の中国の山村で一匹の子ヒョウを見つけます。連れ帰った子ヒョウは成岡さんたち兵隊に懐き、ハチと命名され、マスコットとして可愛がられます。しかし1年2ヵ月後、部隊は次の任地へ行くことに。人間と動物の友情、戦時中に動物(猛獣)たちが辿った運命を描く一冊です。

8月

菜の子ちゃんとキツネ力士
3 nanokotyan.jpg 富安陽子 作
蒲原元 画
福音館書店

小学四年生のリカコと転校生の菜の子ちゃんは、突然現れたるり色の蝶に導かれ、不思議なキツネ力士たちの世界に迷いこみます。そこで二人はキツネ力士たちから思いもよらない頼みごとをされ、果敢に行動を起こしていきます。“まけきらい稲荷”伝説のある、兵庫県の丹波篠山を舞台にした、勇気ある二人の少女たちの物語です。

なぜこうなった?あの絶景のひみつ
3 naze.jpg 増田明代 文・構成
講談社

日本を代表する山、富士山の“ダイヤモンド富士”、ノルウェーの“フィヨルド”やアンデス山脈にある巨大な水鏡“ウユニ塩湖”、アメリカの“グランド・キャニオン”など、世界中の“絶景”を美しい写真で紹介。自然が作り出した驚きの風景の成り立ちや仕組みを、イラストを交えてやさしく解説します。

虫のしわざ探偵団
3 musino.jpg 新開孝 写真・文
少年写真新聞社

庭先や公園で葉っぱが穴だらけだったり、白くなっていたりするのを見かけたことはありませんか?これらは皆、虫の“しわざ”です。この本では著者が見つけた、クズ、アサガオ、ササなどに残された“しわざ”を紹介しています。どんな虫が、どんな“しわざ”を残したのか、一緒に突き止めましょう。

7月

石井桃子−子どもたちに本を読む喜びを−
1c_isii.jpg 竹内美紀 文
立花まこと 画
あかね書房

『うさこちゃん』『クマのプーさん』『ピーターラビット』『ドリトル先生』。今なお多くの人に読み継がれている外国の本を、日本の子どもたちに紹介してくれたのが石井桃子さんです。石井桃子さんは子どもの本を翻訳、編集するだけではなく、子ども達に優れた本を直接届ける活動や、後進の育成にも力を注ぎました。また、日本で初めての子どもの本の専門図書館である「東京子ども図書館」の設立にも携わりました。多くの優れた仕事をされていた石井桃子さんの伝記です。

いたずらトロルと音楽隊
1c_itazura.jpg アニタ・ローベル さく
安藤紀子 やく
ロクリン社

旅回りの5人組の音楽隊は、一日中楽器を奏でながら、町へも村へも行きます。誰にでも演奏をし、誰もがこの5人組の演奏は国中で一番だと思っていました。ところがある夜、トロルの怒りを買い、魔法をかけられて演奏ができなくなります。降りかかる困難に対して優しさで解決してゆく5人の姿が、中世ヨーロッパ風の美しい絵とともに奏でられます。

コンピューターってどんなしくみ?−デジタルテクノロジーやインターネットの世界を超図解−
1c_konpyuuta.jpg 村井純 監修
佐藤雅明 監修
誠文堂新光社

パソコンやスマホだけでなく、テレビやエアコン、ご飯をおいしく炊く炊飯器など身の回りにはコンピューターが入っているものがたくさんあります。色々な大きさや形のあるコンピューターの言葉の意味やその中身、世界中をつなぐインターネットのしくみやその危険性など、小学生からコンピューターの基本を理解することができる本です。