「マジックと音楽と絵本のコンサート」を開催しました
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- 掲載日2021年11月24日
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令和3年11月6日(土曜日)、大友剛さん(ミュージシャン・マジシャン・児童書翻訳家)による「マジックと音楽と絵本のコンサート」を開催しました。
お絵かき帳を使ったマジックからスタート!華麗な手さばきでグッと参加者を惹きつけ、トランプやロープなどいろいろな道具を使ったマジックを披露してくれました。真っ白な本が真赤に変わったり、紙袋からコーラが消えてしまったり、なんとも不思議な出来事の連続に会場からは「お~っ!」と感嘆の声とともに大きな拍手が起こりました。
続いて、ピアノと鍵盤ハーモニカを巧みに操り「きらきら星」を同時演奏!また「ベートーヴェン生誕250周年記念」ということで、名曲「運命」の手遊びを全員で行いました。出だしのとても有名な「ジャジャジャジャーン♪」を「おとうさーん♪」と言い換えるユニークな歌に合わせた意外と難しい手遊びでした。指がうまく動かないと、悪戦苦闘する方もあり、会場内のテンションが上がっていきました。
そして、照明を暗くして少し落ち着いた中で、スクリーンに映しだされた大きな絵本の読み聞かせへ。『ふしぎな ふしぎな まほうの木 さわってごらん』『カラーモンスター きもちはなにいろ?』『ねこのピート だいすきなしろいくつ』とご自身が翻訳した3作品をピアノの伴奏も交えて披露してくださいました。
『ふしぎな ふしぎな まほうの木 さわってごらん』では、大友さんの手が触れると、葉が茂り、花が咲き・・・と、姿を変えていくふしぎな木に引き込まれました。
『カラーモンスター きもちはなにいろ?』では、ごちゃごちゃになっていたモンスターのきもちを「オレンジは元気なきもち」、「赤は怒りのきもち」・・・と女の子が整理してあげて、最後に残ったピンク色の気持ちをみんなで考えました。
『ねこのピート だいすきなしろいくつ』では、主人公ピートと一緒に「しろいくつ かなりさいこう♪」「あかいくつ かなりさいこう♪」・・・と、会場も楽しく参加しました。
最後は『人間ジュークボックス』です。会場のリクエストに応えてアニメソングや最近のJPOPなど8曲をピアノ演奏。皆さんも手拍子をしたり体を揺らしたりして楽しみました。
参加者のアンケートでは、「とても素敵な心温まる時間だった」「久しぶりにワクワクした気持ちになれた」などのご感想をいただきました。
今回はご家族連れの参加者が多く、お子さんから大人までお楽しみいただけたコンサートとなり、あっという間の1時間でした。
大友剛さんが翻訳などをされた作品(世田谷区立図書館で所蔵している作品)はこちら