「学びのプレゼン(学習活動発表会)&奥野宣之氏講演会」を開催しました

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  • 掲載日2019年2月19日
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「学びのプレゼン(学習活動発表会)&奥野宣之氏講演会」を開催しました

  平成31年1月27日(日曜日)に、教育センター3階「ぎんが」にて「学びのプレゼン(学習活動発表会)&奥野宣之氏講演会」を開催しました。

第一部 学びのプレゼン(学習活動発表会)

 図書館などの社会教育施設を利用し、研究・学習している個人や団体の日ごろの学習活動の成果発表の場として開催しています。今回は世田谷区立図書館を利用されている小倉明氏と内藤良太氏の2名の方に発表していただきました。
 
 児童文学の創作・研究をされている小倉明氏は「子どもの読書行動について」をテーマに発表されました。中央図書館や砧図書館、都立多摩図書館などの図書館で、最近の子どもたちがどのような本を多く借りて読んでいるのか調査し、各種統計から近年の子どもの読書行動を分析されました。これらの資料、分析をふまえて「子どもたちに紹介したい本」、「どんな児童文学を目指すか」など児童文学作家の小倉明氏ならではの視点で発表していただきました。
 薬剤師である内藤良太さんは「偉人も病魔に苦しめられた」をテーマに発表されました。薬のこと、偉人の病気のことを調べたいとの想いから梅丘図書館で調査・研究を続けられてきました。今回はエジソン、平清盛、藤原道長、小林一茶、大愚良寛、坂本龍馬という誰もが知っている偉人が「実はこんな病気に罹っていた!」という切り口から偉人にまつわるエピソードも交えてお話していただきました。
  お二人の発表はとても興味深い内容で、聴講者のみなさまも熱心に耳を傾けられていらっしゃいました。

第2部 奥野宣之氏講演会「図書館活用術」

 
    フリーの著作家・ライターの奥野宣之氏をお招きし「図書館超活用術」をテーマにご講演いただきました。
 身近にある図書館が小規模でも図書館の仕組みやサービスを知れば使える図書館にすることができるとし、そのためのポイント
   等を紹介してくださいました。奥野氏が訪れた日本各地の図書館の写真紹介もあり、各図書館の独自性を知ることができまし
   た。
  「図書館は情報の「蛇口」、レファレンスサービスや協力貸出サービスなどを気軽に活用する」、「大人が調べものをする際
 にも図鑑やYA(ヤングアダルト)の政治・経済本などの児童書が使える!」など、図書館の具体的な活用法から、「読書ノート」
 を使ったおすすめの読書法まで、ここでは紹介しきれませんが、たくさんお話ししていただきました。参加者からは「すぐに活
 用できるアイディア、方法を知ることができてとてもよかった」、「読書、図書館利用へのモチベーションが高まった」との感
 想をいただきました。
                           

     奥野宣之氏の著作は世田谷区立図書館で所蔵しています。図書館にお越しの際はぜひご覧ください。

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世田谷区立図書館所蔵奥野宣之氏著作一覧

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